2008/12/24 Category : ミセンタク 限りのない 自由な翼 今日は映画見たり、パタポンデザインをてがけたRolito氏の個展見に行ったりしてきました。 ポストカードいっぱい買った!シャツもほしかったな! やっぱり、シンプルデザイン、イラスト大好きです。 あっしには、小奇麗な幻想的な世界観やリアリティは似合わない 以下ウォーリーのネタバレ感想(しかも長文) なのでまだ見てない方は注意。 水曜というだけあって、人多かったです。せ、席が...; 個人的には好きな部類でした、そもそもキャラが良すぎた。かわいすぎる。 バイオレンスイヴと大胆なウォーリーにときめきが隠せないというかモーが好きだ(話変わったよ) モーの掃除する仕草が可愛くて、これ何回も掃除させたいと思いました。 意外にわがままで空気を読むキャラ… そして多分相手のことにはつっこむけど、自分の事に関して言われたらきれそうな子だと思いました。 ウォーリー綺麗にしたけどさ、お前自分綺麗しようぜ… モーの発音がやっぱり好き。 「モ。」 あと今回かわいそうで賞はオートの手下のロボットゴーファーだと思います。 ボスキャラは手動に切り替わっただけなのに、あいつ壊されましたし 最初悪で働いて、でも途中ウォーリー捕まえろでちょっと躊躇して、でもやっぱり悪して最後おじゃん。 普段真の悪役がやられたり倒されたりするのに、一番酷い仕打ち喰らったのは多分彼。 あと今回は言葉が少ないぶん、空気読んでとか察してみたいなのもありましたね。 オートは命令だといってるけど、歴代艦長写真のオートのうつりが段々と大きくなってるのとか 多分奴は次の艦長のときは権限とってしまっていたと思います。 日々太って何もできなくなっていく人間を待ちながら…とか しかし純愛に見せかけて、なんだかんだですげぇ皮肉ってたのが分かった瞬間は、最後に企業マークが… あれで今までの爽やかさが一気に後味悪くなったです。 あれは、いままで企業マーク出しまくっていた分余計に 企業ロゴ(BNLだったと思いますが)が出て終わる。 それはこれを見ている人たちへの警告でもあり、座ったまま何でも見れるあの艦内の人々の皮肉でもあり、そして、じつはあなたも...みたいに感じ取れます。 ところどころで実写を使ったCMや会見。あれは最初は単に、リアリティを出す為にわざと人間が演じてるのかもしれないとも思いましたが、 その最後を考えると、なんかこの現実世界とのリンクもさせているような気がしてなりません。 だからお話自体はピュアメインだけど、考えていけばいくほどなんか怖くなってくる。それがウォーリーの別の顔みたいに感じました。 だって明らかにアクシアオム内の人口は少ない、日本人顔(アジア系)がいない。 ということは大部分ア○リカな人々で占められていて、他の人たちはどこにいったのか? もしかしたら他の船で脱出したのかもしれない。でも全員それに賛成することもないだろうし、地球に残って最期は...もありえるかもしれない。 貧乏な人たちはあんな高級なアクシオムには乗れなかったかもしれない。また他に船はあっても、かえってきたのは劇中ではアクシアオムのみ。 もしかしたら他の船とリンクして、戻ってきたりもしたかもしれないけれど、 もしそうじゃなかったら他の船員達は、地球が回復に向かっているのをしらずに、永遠船で一生を終えているのかも... とか色々考えたりしました。そりゃ深読みしすぎだよと(苦笑 でもあの世界観自体ちょっと怖いところありますよね。 船が綺麗だったり、ロボット可愛いところに隠れてるけど。 今まで見てきたピクサーアニメのなかで、一番怖いと思ったのも事実です。内容が内容だからでしょうけども。 とりあえず、一番後味悪さはあると思う。好きだけど。 あと、よくピクサーアニメは制作者がジャパン好きなので、ネタで日本ものが出ていたりしますが、今回は特にぱっとみ見当たらなかったぶん、 ウォーリーがイヴにだめだよって怒られているのに、目の前の映像が鮮やかでフィルターかかっている映像になっているシーンは、 とても日本的表現だと思いました。 なんかやばいぞコイツ!手遅れだ(笑 というのが先行したけど、考えると「ん?」ってなったので個人的解釈。 キャラが他のキャラに惚れてハートとか、目をとろーんとさせるのはよくあるけれど、 キラキラフィルターで、しかも明らかに映像が見えているのと違って、これ後ろバラあるだろ!? というようなあの表現は、いかにも日本のアニメ漫画が使う表現だと思うのですよ。 ちょっと美化されてアハハウフフなアレ。 そこらへんに、なんだか共感を感じました。 しかしイヴはバイオレンス可愛いな(褒め言葉です 切羽詰っているときはとにかく手段選ばない。とりあえず穴あければよくね? みたいな子だと思いました。そして世話焼きさん。 でも最後のほうの女の子らしい面が押し出されていて良かったです。 あとウォーリーは、チキンのくせして、やろうと思ったことには相手の制止押し切っちゃうトンデモっ子だと思いました。 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword